直径6mmのキャップレスの印鑑について知っておくべきポイント

印鑑には様々なサイズがありますが、小さなものでは直径6mmの印鑑が販売されています。あまりにも小さくて何に使うのかがわからないという人もいるでしょう。しかし、キャップレスにして使いやすくした直径6mmの印鑑も人気商品として注目されています。

この記事では直径6mmのキャップレスの印鑑について知っておくべき重要なポイントを解説します。

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キャップレスの印鑑とは

まずキャップレスの印鑑とはどのようなものかを理解しておきましょう。印鑑にはもともとキャップがないではないかと思う人も多いかもしれません。確かに一般的に用いられている実印や銀行印などはキャップがなく、使用後は朱肉を拭き取って保管するのが基本になっています。

しかし、認印などとしてよく使用されているシャチハタの場合にはキャップがあるのが普通です。シャチハタは内部にインクが内蔵されているのが特徴で、キャップをしておかないと少しずつインクが揮発して減っていってしまいます。

破損したときのインク漏れを防ぐ目的でもキャップがあるシャチハタが主流となっていました。キャップレスの印鑑は基本的にはシャチハタでキャップの付け外しをする手間を省けるようにしたものを指します。キャップを外して印面が外気に触れるようになっているわけではありません。

キャップではなくカバーが印面のところに取り付けられていて、印鑑を押すときに自動的にカバーが外れる仕組みになっています。シャチハタは手軽に押印できるのがメリットですが、キャップの付け外しが面倒という意見もよくあります。

キャップレスの印鑑はその手間をなくしてさらに簡単に押せるようにしつつ、インクが揮発して減ってしまう問題が起こらないように工夫を凝らした印鑑です。

直径6mmの印鑑の主な用途とは

一般的な印鑑のサイズに比べると直径6mmというのはかなり小さめです。実印としては18mmから21mmくらいが選ばれることが多く、普段使いの認印や銀行印では10.5mmから12mmが主流になっています。実印の三分の一くらい、認印や銀行印の半分くらいのサイズなのが6mmの印鑑です。

このような小さな印鑑をどのようなときに使うのかがよくわからない人もいるでしょう。直径6mmの印鑑の主な用途は二つあります。一つ目は訂正印です。書類に記入しているときに誤ってしまったら訂正をしたいと考えるでしょう。

基本的なルールは二重線で訂正する部分を消し、新たに正しい内容を記載します。ただ、これだけでは訂正が本当に記入者が意図して行ったものなのか、他の人が悪意を持って行ったものなのかは判然としません。訂正した人を明確にして訂正の有効性を確認できるようにするために、訂正印を押すのが公的には正しいとされています。

訂正印は押されていれば問題ないので、小さくても問題はありません。訂正印が他の文字と重なってしまうと読みづらくなることや、訂正箇所が多いときに押せなくなることから、小さい直径6mmの印鑑が好まれています。

二つ目は出勤簿などへの押印です。出勤簿のように本人が確かに押したという事実を記録していくための帳簿も認印で十分ですが、大きいサイズの印鑑にすると書類がかさむ原因になります。そのため、小さい6mmの印鑑を使用している現場も少なくありません。

出勤簿以外にも点検記録簿や清掃確認簿などでも、誰が担当したかを明確に示すために押印することがよくあります。この際にも省スペースのために6mmの印鑑が活用されています。

直径6mmのキャップレスの印鑑のメリット

キャップレスと6mmサイズの特徴を考えるとこのような仕様の印鑑を用意するメリットが見えてきます。

直径6mmのキャップレスの印鑑は訂正印や確認印などとして簡単に押せるのが最大のメリットです。書類の訂正をするときには一通りのチェックを終えた後に訂正箇所にまとめて押す人も、訂正ごとにその都度押印していく人もいるでしょう。

後者の方が押印漏れが少ないのでミスを防ぐ目的では合理的です。ただ、訂正して押印をしたらまたキャップを閉め、次の訂正をしたらまたキャップを開けなければならないのは手間がかかります。キャップレスならキャップをつけ外しする手間がないので作業効率が上がるでしょう。

また、点検や清掃などをするときの確認簿に押すときには帳簿が壁掛けにしてある場合がよくあります。壁掛けのときには帳簿を片手で持たなければうまく押せませんが、キャップレスなら反対の手だけで押せるので大丈夫です。

また、点検器具や清掃用具を手に持っている場合も多く、片手が塞がっていることも多いでしょう。出勤簿の場合にも片手にカバンを持っていることがあります。キャップがあると押すために道具やカバンを置かなければなりませんが、キャップレスならただ押すだけで良いので片手が塞がっていても問題ありません。

直径6mmのキャップレスの印鑑のデメリット

直径6mmのキャップレスの印鑑のデメリットは利用シーンが限られてしまうことです。一般的な認印でも6mmで問題はありませんが、取引先に送る書類の場合などには嫌がられることもあります。

大きめのサイズの印鑑との使い分けが必要なのがデメリットです。また、スリムな印鑑なので手が大きい人には押しづらいという問題点もあります。キャップレスの場合には土台部分を大きくしている製品もあるので、自分に合っているものを選ぶようにしましょう。

直径6mmのキャップレスの印鑑はペン型もある

6mmのキャップレスの印鑑にはペン型もあります。効率を上げるために6mmのキャップレスの印鑑を手に入れようと考えたときには、ペン型の利用も検討してみましょう。ペン型の場合にはボールペンや二色ボールペン、シャープペンシルなどに印鑑が取り付けられています。

ペンで書く作業も印鑑を押す作業もあるという場合には一つで済ませられるので便利です。出勤簿に署名押印が必要な場合や、点検記録簿に備考欄への記入が求められている場合などには役に立つツールでしょう。ペン型は胸ポケットに入れておくのも簡単なので、点検や清掃の作業をする人に特に向いています。

6mmサイズのキャップレスの印鑑を活用していこう

6mmサイズの小さくてスリムな印鑑は訂正印や確認印としてよく用いられています。シャチハタでキャップレスにするとキャップの付け外しが不要で、片手で簡単に押せるのがメリットです。6mmの印鑑は用途が限られてしまうというデメリットもありますが、ペン型で便利な印鑑もあるので利用シーンに応じて使いやすいものを手に入れてみましょう。